ブログで収益を上げるうえで重要なのがGoogle AdSense。
Google AdSenseには様々な種類の広告ユニットが用意されており、その一つにインフィード広告と呼ばれるものがあります。
本記事ではインフィード広告で押さえておきたい基本のポイントを分かりやすく解説。
インフィード広告の理解を深めることで、ブログ収益を最大化を狙いましょう。
目次
Google AdSenseとは
Google AdSenseはサイトやブログの運営者が広告収益を得られるプラットフォームのことです。
配信される広告がクリックされたり、一定回数以上表示されたりすると、運営者に収益が配分される仕組みとなっています。
世の中には様々な広告媒体が存在しますが、Google AdSenseは他媒体と比較すると、きわめて単価が高いというのが特徴です。
多くのブロガーがGoogle AdSenseを配信したいと考える一方で、配信前の審査が厳しいという事情も。
何度も審査落ちするユーザーも少なくありません。
なぜGoogle AdSenseは単価が高いの?
なぜGoogle AdSenseは他媒体よりも単価が高いのでしょうか?
理由は様々あると考えられますが、世界中の企業から膨大な広告が出稿されており、Googleが大きな収益をあげているということが大きいです。
Googleはリスティング広告からディスプレイ広告、YouTube広告まで、様々な媒体を取り扱っています。
そちらに広告費を投下する企業は多く、Googleは大きな収益をあげているというわけです。
Googleで表示される広告はユーザーが関心のあるトピックであることが多く、その広告を押したり見たりされたら、その収益がブログの運営者に配分されます。
たくさんの収益をあげているからこそ、ブロガーにも十分な収益を分配することができているといえるでしょう。
収益を上げやすい仕組みとは
Google AdSenseは高い収益を上げやすい広告ですが、ブロガーが収益を上げやすい仕組みが整備されています。
その代表的な仕組みは下記2点です。
様々な広告ユニットがある
様々な広告ユニットが用意されていることで、多くのユーザーが広告をクリックしてくれます。
現在でもディスプレイ広告のシェアは非常に大きいですが、20年前と比較すると、クリック率は大きく下がってきているのをご存知でしょうか。
配信された当初は目新しい広告であったものの、ユーザーの目が慣れ、広告リテラシーが高くなると、クリックされなくなったためです。
現在はユーザーにクリックしてもらうだけでなく、より有益な広告を届けるために、様々な広告ユニットが用意されています。
ディスプレイ広告は押さなくとも、インフィード広告は押すユーザーがいるのが実情です。
様々な広告ユニットをブログに設置することで、収益を上げやすくなっています。
ユーザーの関心が高い広告を表示
Googleはユーザーの関心が高い広告を表示可能です。
何を検索したか、どんなことに興味があるのかといった行動から、ユーザーの関心があるトピックを推定し、関連した広告を表示させられます。
ユーザーが興味を持った広告は押されやすい傾向にあるため、自然に収益を上げやすくなっているというわけです。
以上から、Google AdSenseは収益を上げやすい広告プラットフォームといえるでしょう。
インフィード広告の基本
インフィード広告とは、コンテンツの間に自然と挿し込まれる広告のことです。
もっと簡単にいえば、記事と記事の間に挿入される広告のこと。
ほかの記事とうまく組み込まれて表示させるため、違和感なく広告を見せることが可能です。
先ほど申し上げたとおり、ディスプレイ広告のクリック率が下がってきている昨今において、インフィード広告には注目が集まっています。
理由はディスプレイ広告と比較してクリック率が高いから。
Yahoo!JAPANによれば、スマホでのクリック率はディスプレイ広告の2.2倍に上ります。
クリック率が高くなればなるほど、収益アップの可能性が上がるといえるでしょう。
下記はインフィード広告の先駆けともいえる、Yahoo!インフィード広告です。
上記はパソコン版で記事の間に自然と広告が設置されているのが見て取れるのではないでしょうか。
つづいて、スマホ版はこちら。
こちらもパソコン版と同様に記事の間に自然と広告が表示されています。
一見すると普通の記事に見えるのがインフィード広告の大きな特徴です。
Google AdSenseのインフィード広告
Google AdSenseのインフィード広告は2023年9月時点で4種類用意されています。
それぞれ簡単に説明していきましょう。
上部の画像
上部に画像が表示され、その下部にテキストが生成されるタイプのインフィード広告です。
ユーザーの視線はまず左上に向くので、インパクトのある画像はユーザーの興味を引きやすいという特徴があります。
横の画像
画像が左側に配置され、右側にテキストが生成されるインフィード広告です。
横長の記事型コンテンツに組み込まれる形で表示されます。
上部のタイトル
最上部にタイトルが生成されるインフィード広告です。
ユーザーに伝えたいメッセージが一番最初に目に入る形式なので、伝えたい内容を画像とセットで端的に伝えられます。
テキストのみ
テキストのみが表示されるインフィード広告です。
画像はありませんが、豊富なテキストで魅力を十分に伝えることできます。
インフィード広告の設定方法
インフィード広告は設定方法は2種類です。
自動で広告スタイルを作成
インフィード広告を設置したいページのURLを直接入力し、フィードを作成します。
ページ構造をもとに、Googleが最適な広告を生成してくれるため、非常に使いやすくおススメです。
手動で広告スタイルを作成
手動で自身が設置したい広告フィードを作成します。
作成できるのは先述の4種類で、好みに合わせて好きな広告をカスタマイズできるのが特徴です。
さいごに
以上が、Google AdSenseで設定できるインフィード広告の基本解説でした。
インフィード広告はコンテンツの中に組み込まれる形式であるため、ユーザーにも自然でストレスを与えないのが特徴です。
収益を最大化するうえでは、欠かせない広告ユニットなので、積極的に活用していきましょう。