目次
はじめに
「どんなジャンルでブログを書こうかな?」
「逆に止めておいた方が良いブログのジャンルってなんだろう?」
これからブログを本格的に始めようと考えている方で、このような悩みに直面したことがある人もいるのではないのでしょうか。
ブログは記事の内容も大切ですが、それと同等以上にどのジャンルの内容を取り上げるかということが重要です。
今回はブログを書くうえで、控えるべきジャンルを理由とセットで紹介していきます。
もちろん、すべての方に当てはまるわけではありませんが、“一般的”に控えておいた方が良いとされるジャンルを挙げていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
なぜ控えるべきジャンルがあるのか
そもそも、なぜ控えるべきジャンルが存在するのでしょうか?
それは
- 収益を上げづらいジャンルがあること
- 高い専門性や知識が必要とされ、初心者には向かないジャンルがあること
- 批判的なコメントが集まりやすいジャンルがあること
などが挙げられます。
ブログを行う一番の目的は副業での収入を得たい、ということだと考えられますが、そもそも収入を得にくいジャンルなどに手を出すのは本末転倒です。
もちろん、ブログの発信はあなたが最も興味を持てたり豊富な知識で情報を発信できたりするジャンルで行うべきであることは否定できません。
興味のある分野であることと発信に向かないジャンルなのか否かという点を天秤にかけながら、発信すべき内容を決定することが大切です。
①収益を上げづらいジャンルがあるから
②高い専門性や知識を求められるジャンルがあるから
③批判的なコメントが集まりやすいジャンルがあるから
控えるべきジャンルの具体例
それではここからはブログで控えるべきジャンルとその理由をあわせて紹介していきます。
グルメ
意外かもしれませんが、グルメはあまりおススメできるジャンルでありません。
というのも、企業も含めて、ライバルが非常に多く、激戦になりやすいから。
もしグルメを取り上げたい場合、ほかのブログを参考にしながら、差別化できるアプローチが必要になるでしょう。
スポーツ
スポーツもグルメと同様に企業を含めたライバルが非常に多いことや季節によっては取り上げにくいテーマであることが理由です。
取り上げる場合は、ほかのブログと差別化できるような記事を作成したいですし、スポーツは「動き」が非常に映えるコンテンツですので、YouTube動画のURLを掲載するなど工夫をしていきましょう。
ファッション
ファッションもライバルが非常に多く、勝ち残るのが難しいという理由から。
グルメやスポーツと同様にライバルと差別化されたブログを発信できるかが非常に大切になってくるため、差別化が難しい場合は控えるべきジャンルになります。
政治や宗教
政治や宗教は読者によって思想が大きく異なるため、読者の感情を刺激しやすいコンテンツです。
よって、一部の読者にとって不快な内容になりやすく、議論や口論、批判的なコメントが集まりやすいため、避けるのが無難でしょう。
健康や医療
健康や医療は人々の生命に深くかかわるため、正確な情報を提供することが必要になりますし、情報の発信者に権威性が求められます。
不正確な情報を発信すると、読者に誤解を招くだけでなく、法的な問題にもつながりかねません。
仮にブログを書くとしても、医師などそのジャンルの専門家と対峙していくのは非常に厳しいですし、Googleは健康や医療に関するテーマを厳しくチェックしていますので、発信には向かないジャンルです。
ギャンブル
ギャンブルは中毒性が高い娯楽として知られており、ギャンブル依存症という社会問題なども問題視されていることから、読者の人生にマイナスの影響を与える恐れがリスクがあり、取り上げるべき内容ではありません。
ギャンブルに関する情報発信は場合によっては賭博罪や景品表示法に違反する可能性もあるため、ブログ運営をするにはリスクが高いテーマでもあります。
Google AdSenseではギャンブルに関するブログへの広告配信を制限する場合もあるため、控えるべきジャンルと言えるでしょう。
金融(投資含む)
投資を含めた金融をテーマにしたブログはライバルが非常に多いことや高い専門知識が求められるケースが多いことなどを理由に、積極的な発信を控えるべきジャンルです。
健康や医療のジャンルと同様ですが、金融はYMYLに該当します。
YMYLとはYour Money or Your Lifeの略で、簡単に言えばお金や人生・健康といった、私たちの生活において重大な影響を及ぼすジャンルのこと。
このようなジャンルは高い専門性を持つ人でなければ、Googleから評価されず、結果としてブログが見られず、収益を上げることができなくなってしまうのです。
アダルトコンテンツ
性的な内容を含むアダルトコンテンツはGoogleのポリシーに抵触するため、取り上げるのは控えましょう。
Google AdSenseにおいても、「アダルトコンテンツ(性的な内容)」として、広告の配信が制限される場合があります。
高額報酬や怪しいビジネス
高額報酬や怪しいビジネスに関する情報は、詐欺や悪質商法の被害につながることがありますので要注意です。
読者に誤解を与えないように、信頼できる情報源から収集した情報を提供するようにしましょう。
トレンド色が強いもの
トレンドブログで取り上げられるようなトレンド色が強い内容は、記事の鮮度が数時間~数日で落ちやすいため、控えた方が良いです。
トレンドはすぐに去っていくため、記事の鮮度と発信数が何よりも大切になります。
日々情報にアンテナを張っていなければいけませんし、ほぼ毎日発生するであろうブログ作業が重くのしかかるかもしれません。
その他注意すべきこと
控えるべきジャンルも大事ですが、それと同様に記事を作成する際に注意したいポイントもお伝えします。
誹謗中傷やハラスメント
当然ですが、ブログで誰かへの誹謗中傷やハラスメントは控えるべきです。
昨今は誹謗中傷をしたユーザーが訴えられるケースが見受けられますが、それはブログの発信者も該当しますので、自身のブログが誰かを傷つけていないかを確認しなければいけません。
プライバシーの侵害
誰かの個人情報が特定されるなど、プライバシーの侵害にあたるブログの作成は控えましょう。
誹謗中傷などと同様に訴えられる可能性があるためです。
非公開の情報
こちらも当たり前ですが、世の中に開示してはいけない情報を発信してはいけません。
例えば、会社の機密情報を安易にブログへ掲載した結果、会社が世間的な信用を失ったり、金銭的な損害を受けたりする可能性もあります。
最悪の場合、訴えられるケースもあるので、絶対に掲載してはいけない内容です。
さいごに
以上がブログで控えるべき10個のジャンルとその他注意すべきポイントの紹介でした。
原則として、ブログは興味があったり知識があったりするジャンルを取り上げてほしいのですが、そのジャンルがどのような懸念があるのかという点は最低限理解しておくべきです。
特化ブログの場合、ジャンルを途中で変更するのは容易ではありませんので、ブログを始める前に入念なリサーチを行っておくとよいでしょう。